ヴァベーネ究極特集
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日本人にとって日本酒は身近な酒だけに、ワインのように理屈をつけずに楽しめる。とはいえ、気分や目的、料理との合わせ方の基本を覚えておくと、楽しみ方はもっと広がるだろう。まずは、吟醸酒、純米酒、本醸造酒の三種類のちがいを知っておくといい。吟醸酒は、酒造りに適した米を60パーセント以下の歩合で精米(40%以上削り取る)し、吟醸造りという製法で造った贅沢な酒だ。コストがかかり大量生産も難しいので値段は高い。純米酒は、醸造アルコールや糖類などを使わずに、米だけで造った混ざり物のない酒。そして流通量のもっとも多い本醸造酒は、規定された原料米を使って、七〇パーセント以下の歩合で精米し、アルコール添加の規定がされている酒だ。記念日や誕生日など特別な日の晩酌には、極上の吟醸酒を冷やで楽しむというのもいいだろう。日本酒に詳しい人と語り合うなら、吟醸酒か純米酒がいい。仲間でワイワイと飲むなら純米酒か本醸造酒。本醸造は冷やでも爛でもおいしい、酒蔵を代表する酒である。